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日帰り手術

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日帰り手術

日帰り手術

大腸カメラでポリープを発見した場合は、
その日のうちに専用の器具でポリープを
切除する日帰り内視鏡手術が可能です。

この手術は外科医による入院して全身麻酔をしてからお腹をあける手術ではなく、内視鏡検査と同時に行うものなので体の表面に傷がつくことはありませんし、体力が落ちてしまうこともほとんどありません。

内視鏡手術後の注意点は処置が終わったのちにお話ししますので、ご不明な点があればお聞きください。

切除したポリープは病理検査という顕微鏡の検査に送ります。病理の結果は1~2週程度かかるので、後日結果説明をする外来予約をいたします。

ポリープの切除方法

ポリープの切除方法はポリープの大きさや形に応じて適した手法を選択しています。よく使う手法は下記の3種類となります。

ポリペクトミー

内視鏡の先端からスネアという細い金属のワイヤーを出して、ポリープの根元に巻き付け高周波電流を流して焼き切る方法です。切った部位には医療用のクリップを使って傷口をふさぐことで術後の出血や穿孔(腸に穴があくこと)を予防します。このクリップはある程度の時間が経過すると自然に外れて気付かないうちに便とともに排出されることがほとんどです。

コールドポリペクトミー

ポリペクトミーと似た方法ですが最近徐々に増えてきた手法となります。大きな違いは高周波電流を使用しないことであり、高周波電流による粘膜のダメージがないので術後の出血や穿孔が少ないとされています。必要に応じてクリップで傷口をふさぎます。

EMR(Endoscopic Mucosal Resection:内視鏡的粘膜切除術)

キノコのような茎があるポリープではなく、平たいポリープの場合はうまくスネアをかけることができない場合があります。そうした場合にはポリープの根元に水を打ち込んで持ち上げてからスネアをかけて高周波電流で焼き切る方法がEMRです。術後には傷口をクリップでふさぎます。

手術の前後に気をつけていただきたいこと

食事

手術当日の夕食は摂取していただいて構いませんが、消化によいお粥や柔らかく煮たうどんなどをお勧めします。特に変化がなければ翌日からは通常通りの食事をしていただいて構いませんが、香辛料や塩分の多い刺激の強い食事や脂肪分の多い食事は負担となりますので1週間程度は控えてください。 なお、アルコール摂取も1週程度は禁止となります。

運動/仕事

軽いウォーキング程度は良いですが、ジムに行ったり肉体労働のような体を酷使したりするものは1週間程度は控えてください。

入浴

数日間はさっとシャワーを浴びる程度にしていただき、湯船につかったりサウナに行ったりすることは血流が増加して術後出血のリスクを上昇させますので1週程度は避けてください。

なお、大きなポリープや数が多く1回の検査では取り切れない場合は検査とは別の日に仕切りなおす場合があります。また、日帰り手術では対応できない病変を発見した場合は、入院での治療が可能な高度医療機関への紹介にてスムーズに治療が進むように対応させていただきますのでご安心ください。

大きなポリープや数が多く1回の検査では取り切れない場合は検査とは別の日に仕切りなおす場合があります。また、日帰り手術では対応できない病変を発見した場合は、入院での治療が可能な高度医療機関への紹介にてスムーズに治療が進むように対応させていただきますのでご安心ください。

生命保険/医療保険にご加入の方

各種任意保険にご加入の方は内視鏡手術によって給付金の支払いがなされる場合があります。
給付内容はご加入の保険内容によって変化しますので保険会社にご確認ください。
手術病名:内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 K721